政治空間の変容と政策革新
政治空間の変容と政策革新4 政権交代と民主主義
A5判 224ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-034264-3 C333
奥付の初版発行年月:2008年11月
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-034264-3 C333
奥付の初版発行年月:2008年11月
内容紹介
グローバル化等の制約を受けながらも,民主的正統性を担う政権は依然として政治決定の焦点・結節点となる主要な場であり続けている.政権交代はどのような可能性と限界を孕んでいるのか.ヨーロッパを中心とした先進国の実例を素材として分析する.
目次
はじめに(高橋 進)
第I部 民主政の定着と政権交代
第1章 フランス・ミッテラン社会党政権の成立——逆説の政治的革新(吉田 徹)
第2章 ドイツ・ブラント政権の成立——権力の相対化と社会の民主化(安井宏樹)
第II部 新しいデモクラシーと政権交代
第3章 イタリア・プローディ政権の成立と崩壊——憲法制度改革と社会経済改革をめぐる変容(伊藤 武)
第4章 イギリス・ブレア政権の成立——再編期の党内改革と「ゆるやかな革新」(今井貴子)
第5章 オランダ・紫連合政権からバルケネンデ政権へ——政権交代の「出現」と政策革新(水島治郎)
終 章 政権交代の政治学——一つの試論(高橋 進)