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現代日本の紛争処理と民事司法3 裁判経験と訴訟行動

現代日本の紛争処理と民事司法
現代日本の紛争処理と民事司法3 裁判経験と訴訟行動

A5判 296ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-035073-0 C3332
奥付の初版発行年月:2010年09月

内容紹介

裁判員制度がスタートし,司法制度は身近になりつつあるが,国民にはどのように評価されているのか.本巻では,民事裁判に関する原告・被告の社会的属性,女性当事者の実情,和解・交渉の位置づけ等の実態を解明し,国民と法システムのかかわりを考える.


目次

第I部 訴訟当事者の社会的属性
第1章 日本の訴訟当事者の特性——2004年民事訴訟行動調査報告から(河合幹雄)
第2章 本人訴訟について(長谷川貴陽史)
第3章 民事訴訟と女性(1)——訴訟当事者女性(神長百合子)
第4章 民事訴訟と女性(2)——一般人の訴訟イメージから見えてくるもの(和田安弘)
第II部 利用者の期待と評価
第5章 民事訴訟の機能と利用者の期待(垣内秀介)
第6章 第三者からみた紛争当事者の法使用行動と民事裁判——インターネット調査から事件内容・法意識の影響を考察する(前田智彦)
第7章 民事訴訟における弁護士——訴訟当事者と弁護士の関係性(太田勝造)
第8章 当事者本人と代理人弁護士の認識の齟齬(飯田 高)
第III部 民事訴訟における和解
第9章 和解の成立要因としての当事者および弁護士の意識(守屋 明)
第10章 和解と当事者の訴訟手続評価(垣内秀介)
第11章 交渉とADR(入江秀晃)


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