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複数政党制の起源 明治十四年—大正三年大隈重信と政党政治

大隈重信と政党政治 複数政党制の起源 明治十四年—大正三年

A5判 336ページ
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-036215-3(4-13-036215-1) C303
奥付の初版発行年月:2003年04月

内容紹介

板垣系の政党に比して傍流とされていた大隈系の政党は,明治期政党政治史においていかなる存在だったのか.本書は,立憲改進党や進歩党など大隈系政党の経済政策を詳細に分析,複数政党が競合した時代の政治のダイナミズムを描き出す.


目次

序論
第一章 国会開設前の政党
 第一節 立憲改進党の結党
 第二節 松方デフレ下の財政政策
 第三節 国会開設前夜の政局
第二章 初期議会期の政党
 第一節 民党の形成
 第二節 銀本位制下の財政政策
 第三節 対外硬への転換
第三章 日清戦争後の政党
 第一節 進歩党の結成
 第二節 金本位制下の金融政策
 第三節 民党の凋落と野党の再生
結論


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