ナチス・ドイツと中国国民政府 一九三三—一九三七
田嶋 信雄:著
A5判 400ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-036244-3 C3031
奥付の初版発行年月:2013年03月
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-036244-3 C3031
奥付の初版発行年月:2013年03月
内容紹介
戦前期の日独中ソ関係は,互いの思惑が複雑に絡みあい,特に中独関係の様々な紆余曲折は,日中戦争にいたる日本の針路に大きな影響を与えた.丹念な資料の発掘による中独関係の新事実から,日中戦争前史に新しい光を当てる.
目次
序章 研究の視座と前提
第一章 ゼークトの第一回中国訪問
第二章 ゼークトの第二回中国訪問とハプロの成立
第三章 「南京プロジェクト」と「広東プロジェクト」
第四章 中独両国における新しい国防経済計画の形成と中独交渉
第五章 中独条約の成立と親日派に対する国防省の闘争
第六章 ナチス・ドイツの一般的輸出奨励策と対中国武器輸出問題
第七章 四カ年計画と対中国政策
終章 一九三〇年代の中独関係史——対中国武器輸出政策を軸に