医薬品産業組織論
南部 鶴彦:編
A5判 290ページ
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-040188-3(4-13-040188-2) C303
奥付の初版発行年月:2002年05月
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-040188-3(4-13-040188-2) C303
奥付の初版発行年月:2002年05月
内容紹介
一般の産業・企業と異なって,特異な条件が付加されている医薬品産業に焦点を当て,「産業としての効率性」「技術革新の現実」「患者への貢献」といった3つの切り口から,産業組織分析における論点を明確にし,日本の医薬品産業の基本的問題点を検証する.
目次
序章 医薬品の産業組織(南部鶴彦)
第I部 産業としての効率性の検証
第1章 医薬品のコスト構造とTFP(早見均・菅原琢磨)
第2章 医療用医薬品市場における競争形態
(遠藤久夫・岡松朗・小沢正樹・加茂谷佳明・田中信朗)
第3章 製薬企業の利潤率分析(菅原琢磨)
第II部 技術革新の現実
第4章 医薬研究開発における「企業の境界」(小田切宏之)
第5章 日本の医薬品産業における特許指標と技術革新(岡田羊祐・河原朗博)
第6章 製薬企業の研究開発効率性とその決定要因(菅原琢磨)
第III部 患者への貢献
第7章 包括支払制と医療の質(遠藤久夫)
第8章 医療費の審査支払制度(大内講一)