コロナ時代の日本経済 パンデミックが突きつけた構造的課題
福田 慎一:編
A5判 280ページ
価格:4,730円 (消費税:430円)
ISBN978-4-13-040307-8 C3033
奥付の初版発行年月:2022年05月 / 発売日:2022年05月下旬
価格:4,730円 (消費税:430円)
ISBN978-4-13-040307-8 C3033
奥付の初版発行年月:2022年05月 / 発売日:2022年05月下旬
内容紹介
少子高齢化や財政赤字の累積など、コロナ禍でより深刻化した課題と、今後感染症の影響が収束していく過程での、情報通信技術などを活用した新しい働き方への対応など、ウィズコロナ・ポストコロナにおける日本経済のあり方を、その構造的問題にフォーカスして多角的に考察する。
著者プロフィール
福田 慎一(フクダ シンイチ)
東京大学大学院経済学研究科教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はしがき
序 章 ウィズコロナ・ポストコロナ時代の日本経済(福田慎一)
第I部 コロナ時代の経済政策
第1章 経済財政運営の基本戦略
――4つのショックと財政・金融の「出口」について(中里 透)
第2章 デジタル経済における市場集中
――ウィズコロナ時代の競争政策の展望(岡田羊祐)
第3章 ポストコロナの地域金融
――デジタル化と構造変化を見越した求められる変化(長田 健)
第II部 コロナ時代の経済社会
第4章 サプライチェーンの寸断と多様化するリスク
――停滞による企業経営への影響とリスク管理(佐藤正和)
第5章 雇用不安とリカレント教育
――コロナ禍で顕在化した雇用ミスマッチの緩和(田中茉莉子)
第6章 気候変動、ESGそして「会社の目的」の革新
――アフターコロナにおけるグローバルな課題(花崎正晴)
終 章 ポストコロナ時代に向けた日本経済の課題(福田慎一)