日本帝国主義の経済構造
武田 晴人:著
A5判 456ページ
価格:9,680円 (消費税:880円)
ISBN978-4-13-040319-1 C3033
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月上旬
価格:9,680円 (消費税:880円)
ISBN978-4-13-040319-1 C3033
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月上旬
目次
序 章 問題意識と分析方法
一 本書の課題と問題意識/二 段階的な把握の意味/三 段階的把握の進化/四 対象となる第一次世界大戦後
第1章 第一次世界大戦ブーム下の構造変容
はじめに/一 産業構造変化の国際的条件/二 金融緩慢と株式ブーム/三 財閥コンツェルンの成立/四 過剰資金と資本輸出/五 賃金の上昇と労資関係の変化/六 一九二〇年恐慌とその帰結
第2章 労資関係
はじめに/一 労働力市場の拡大/二 労働条件の改善/三 労資関係の動揺
第3章 国際環境
はじめに/一 世界経済の再編成/二 日本の貿易構造
第4章 景気循環
はじめに/一 一九二〇年/二 不均衡成長と「不況感」/三 一九二九年
第5章 構造変容と政策的対応
はじめに/一 政治経済構造の変容/二 景気調整政策の転換/三 一九二〇年恐慌期の救済策/四 重点産業政策の展開/五 財政運営と在外正貨
第6章 大企業の構造
はじめに/一 大企業の構造/二 企業間関係の変化/三 カルテル活動の展開
第7章 昭和恐慌と日本経済
はじめに/一 金解禁政策と昭和恐慌/二 昭和恐慌の社会経済史/三 恐慌脱出の構造的特質
終 章 一九二〇年代の日本帝国主義――調停法体制の形成