西洋経済史学
A5判 424ページ
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-042110-2(4-13-042110-7) C303
奥付の初版発行年月:2001年08月
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-042110-2(4-13-042110-7) C303
奥付の初版発行年月:2001年08月
内容紹介
日本における西洋経済史学の研究の展開を的確に整理・認識し,新しい西洋経済史学の地平を追究する試み.「大塚史学」に正面から対峙し,最新の実証的成果との対話をつうじて,従来の西洋経済史学の枠組みを真摯に乗り越えてゆく術を模索する.本書で展開される研究史の整理は,西洋史・西洋経済史を専門的に学ぶ学生のための上級テキストとしても最適.
目次
1 中世西ヨーロッパの経済(勘坂純市)
2 近代資本主義の成立(馬場 哲)
3 市民革命 総論(小田中直樹)
イギリス(唐澤達之) フランス(小田中直樹) ドイツ(山井敏章)
4 産業革命 総論(小野塚知二)
イギリス(小野塚知二) フランス(小田中直樹) ドイツ(三ツ石郁夫)
5 南北戦争前のアメリカ経済:連邦制・奴隷制・アメリカ体制(平出尚道)
6 資本主義世界体制の成立(河合康夫)
7 市民社会の成立(石原俊時)
8 大不況と帝国主義の時代のヨーロッパ社会(雨宮昭彦)
9 南北戦争後のアメリカ経済:南部再建からニューディールまで(須藤 功)
10 第一次世界大戦とロシア革命(鈴木義一)
11 両大戦間期のヨーロッパ経済
イギリス(小野塚知二) フランス(矢後和彦) ドイツ(田野慶子)