資本主義はどこに行くのか 二十世紀資本主義の終焉
A5判 248ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-046080-4(4-13-046080-3) C303
奥付の初版発行年月:2004年03月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-046080-4(4-13-046080-3) C303
奥付の初版発行年月:2004年03月
内容紹介
グローバリズムの進展や市場原理主義の台頭などに見られるように,資本主義は新たな段階に到達しつつある.二十世紀型の資本主義の歴史的位相とその終焉を描き出すことで,混沌の中にある資本主義を批判的に考察する手がかりを提示する.
目次
序 章 資本主義はどこに行くのか?(三和良一)
第一部 二十世紀資本主義の歴史的位置
第一章 資本主義の発展段階——経済史学からの接近(三和良一)
第二章 二十世紀福祉国家の形成と解体(加藤榮一)
第三章 資本主義の来し方行く末——過剰富裕化の進展と極限(馬場宏二)
第二部 二十世紀資本主義への視座
第四章 アメリカ型資本主義の創出と経済政策思想(平出尚道)
第五章 ドイツ資本主義とナチズム(田野慶子)
第六章 バブル崩壊とグローバル資本主義(上田章)
第七章 欲望の「見えざる手」(杉浦勢之)