メディアと公共圏のポリティクス
A5判 256ページ
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-050145-3(4-13-050145-3) C303
奥付の初版発行年月:1999年11月
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-050145-3(4-13-050145-3) C303
奥付の初版発行年月:1999年11月
内容紹介
個々人の私的領域を超え,言説や表象がゆきかう社会空間である公共圏.現代の公共圏にはメディアが介在し,両者は矛盾と葛藤を起こしつつ,私たちの生活に大きな影響を与えている.歴史・教育・法,市場・都市・アソシエーションなど,多様な側面から公共圏の問題を考察する.
目次
I 公共圏概念の揺らぎとシフト
第一章 公共圏とマスメディアのアムビヴァレンツ
第二章 公共圏のポリティクスへ
II 可能態としての公共圏
第三章 都市・公共圏・メディアのトリプレクス
第四章 情報化時代における公共空間の可能性
III メディア空間の国際次元
第五章 欧州統合にみるメディア空間政策と空間矛盾
第六章 情報メディアの国際化と教育の多元性
IV メディア制度のクリティーク
第七章 メディア制度の閉塞と倫理の召喚
第八章 複製の復讐と〈パブリックなるもの〉の行方