沖縄と日本国家 国家を照射する<地域>
A5判 264ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-051120-9(4-13-051120-3) C303
奥付の初版発行年月:2004年07月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-051120-9(4-13-051120-3) C303
奥付の初版発行年月:2004年07月
内容紹介
沖縄(ウチナー)は,薩摩による侵攻以後現在にいたるまで,第二次世界大戦後のアメリカによる占領支配をはさんで,日本(ヤマト)に支配されてきた.アメリカ軍の基地問題を中心に,沖縄という〈地域〉にもたらされた収奪と解体,国家システムへの同化の力を考察し,沖縄の自立への道を展望する.
目次
序論 問題提起と分析視点
1章 ヤマト公的システムとウチナーの周辺化
2章 軍事基地化のなかのウチナー
3章 基地問題と基地闘争——反撃するウチナー
4章 施政権返還と沖縄開発——ヤマト化するウチナー
5章 普天間基地移設問題とウチナー
終論 ウチナー自立への展望