大学出版部協会

 

小さな社会をたくさんつくる・1公民館はどう語られてきたのか

公民館はどう語られてきたのか 小さな社会をたくさんつくる・1

四六判 296ページ
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-051343-2 C3037
奥付の初版発行年月:2018年11月 / 発売日:2018年11月中旬

内容紹介

戦後あたらしい地域社会の再建の希望をこめて設立された全国1万5000館の公民館.いま社会と制度の激変のただなかにあるその歴史を語りなおし,未来へとつなぐ試み.全国公民館連合会の会誌『月刊公民館』で好評連載を単行本化(2の「実践篇

著者プロフィール

牧野 篤(マキノ アツシ)

東京大学大学院教育学研究科教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 社会と個人をめぐる運動
第1章 私たちはどこにいるのか
第2章 戦後の公民館構想の特色
第3章 2つの「公民館のあるべき姿と今日的指標」の観点
第4章 自治公民館と「近代化」への志向性
第5章 歴史的イメージとしての公民館——寺中構想再考
第6章 高度経済成長と社会教育の外在・内在矛盾
第7章 生涯学習の時代と「第3次あるべき姿」
第8章 社会教育終焉論と生涯学習批判
第9章 住民自治と公民館
第10章 「自治」としての〈学び〉へ
結び 当事者になる場の新しい方向

Reshaping the History of Kominkan: Discussions on the Community Learning Center in Japan
[The Making of our 〈Societies〉, 1]
Atsushi MAKINO


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。