福祉社会の価値意識 社会政策と社会意識の計量分析
武川 正吾:編
A5判 338ページ
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-056061-0(4-13-056061-1) C303
奥付の初版発行年月:2006年02月
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-056061-0(4-13-056061-1) C303
奥付の初版発行年月:2006年02月
内容紹介
年金・医療・福祉など,社会政策・社会保障は人びとの暮らしと密接に関係している.人びとはどのような規範意識や価値観を通して,福祉国家,福祉社会のあり方を意識しているのであろうか.全国調査(SPSC調査)のデータをもとに,様々な視点からの分析を行なう.
目次
序章 調査の目的と概要(武川正吾・小渕高志・上村泰裕)
第I部 社会政策と社会意識
1章 医療格差への反対理由(田村誠)
2章 高齢者介護と介護サービスに関する意識(高野和良)
3章 住宅の所有形態と生活意識(祐成保志)
4章 地域格差と社会政策(平岡公一)
第II部 福祉社会における価値意識の諸相
5章 ジェンダーからみた福祉国家(白波瀬佐和子)
6章 高齢者扶養と家族責任(田渕六郎)
7章 家族形態と福祉意識(山田昌弘)
8章 リスク認知と不安の増幅(藤村正之)
9章 階層化社会における平等・格差意識(三重野卓)
第III部 福祉国家の価値意識
10章 福祉国家を支える価値意識(武川正吾)
11章 「高福祉民営化」志向の分析(神山英紀)
12章 ポスト・マテリアリズムによる社会政策意識の変化(小渕高志)
13章 日本のなかの「3つの世界」(上村泰裕)
終章 要約と結論(武川正吾)