ライフスタイルの社会学 データからみる日本社会の多様な格差
小林 盾:著
A5判 224ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-056112-9 C3036
奥付の初版発行年月:2017年03月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-056112-9 C3036
奥付の初版発行年月:2017年03月
内容紹介
美容,食事,趣味,恋愛,結婚,就職,仕事,そして幸福感——人びとのライフスタイルの諸領域にも社会的な格差があるのだろうか? あるとすればそれは拡大しているのか,それとも縮小しているのか? 社会階層論の立場からデータを駆使してライフスタイル格差の問題にチャレンジする.
目次
序 章 ライフスタイルの多様性と格差社会
第1章 美人,ハンサムは得なのか——美容格差の分析
第2章 食べ物に貴賤はあるのか——食生活格差の分析
第3章 なぜ海藻格差は階層格差なのか——副菜格差の分析
第4章 趣味はオムニボア(雑食)かユニボア(偏食)か——文化格差の分析
第5章 何人と交際すれば結婚できるのか——恋愛格差の分析
第6章 婚活における三高神話は健在なのか——結婚格差の分析
第7章 学歴かコネか——就職活動格差の分析
第8章 だれが職場で手抜きをするのか——仕事格差の分析
第9章 なぜ幸福と満足は一致しないのか——幸福格差の分析
終 章 豊かなライフスタイルの未来に向けて
THE SOCIOLOGY OF LIFESTYLE: Diverse Patterns of Inequality in Japanese Society, with Supporting Data
Jun KOBAYASHI