バイオメカニズム15 形と動きの探求
価格:22,000円 (消費税:2,000円)
ISBN978-4-13-060136-8(4-13-060136-9) C304
奥付の初版発行年月:2000年06月
1999年の第16回バイオメカニズムシンポジウムで発表された論文のうち厳選した23篇を,生体の物理的特性,生体の運動特性,モデルによる探索,生体への負荷と代替の4部構成として収録.モデル・シミュレーションを中心とした学際的研究の最新の動向が一望できる.
目次
(0)世界の石器時代:その概要と石器製作技術の発展
1部 生体の物理的特性
(1)三次元in vivoヒフ力学物性同定システム
(2)衝撃応答法による皮膚表面から見た筋力学特性の計測
(3)コンピュータ制御によるクロナキシー自動測定システムの開発
(4)膝内側側副靭帯損傷の生体力学的検討
(5)筋磁図による筋機能の解析
2部 生体の運動特性
(6)顎関節負荷の調節メカニズムの静力学的解析—咬合点の違いによる咀嚼筋協調活動の変化
(7)二足起立ラット大腿骨の運動適応:骨密度と横断面形状からみた分析
(8)ヒト歩行中の筋線維動態
(9)歩行中の頭部と視線の安定は如何にしてなされるか
(10)床反力と歩調からみた1歳児の歩行発達
(11)高齢者歩行の決定要因
3部 モデルによる探索
(12)運動単位の活動様式を模擬する筋張力制御のためのニューラルネットワークモデルの構築
(13)心理実験によるバイオリン演奏における音色表現語とボーイング・パラメータの関連付け
(14)オンオフ型およびバイオミメティック型筋電義手の3D-CGシミュレータの開発
(15)実歩行計測データからの歩行神経回路網の推定
(16)3次元筋骨格系と階層的神経系を有する2足歩行モデル
(17)生体力学モデルと機械モデルによる絶滅哺乳類デスモスチルスの歩行復元
4部 生体への負荷と代替
(18)肩の低負荷トレーニングとして有効な負荷範囲と動作角度範囲の検討
(19)オーバートレーニング予防を目的とした筋疲労度評価法
(20)運動療法中に股関節に加わる負荷について
(21)介助用リフト使用時の介助者の腰部負担
(22)人工股関節スパイラルステムのデザイン
(23)人工股関節の形状測定と負荷予測に関する研究