目次

序章　精子研究の現代史と将来の展望
I　精子の基礎研究
第１章　性決定と生殖腺の性分化
第２章　生殖系列の形成機構
第３章　精子の分化
第４章　鞭毛運動とモータータンパク質
第５章　精子運動と細胞内情報伝達機構
第６章　先体反応と細胞内情報伝達機構
第７章　精子の成熟と受精能獲得
第８章　精子による卵活性化機構
第９章　前核形成と核融合
第10章　精子形成関連遺伝子とその特異的発現
第11章　ゲノムインプリンティング
第12章　精子の染色体
第13章　種分化の要因としての配偶子認識タンパク質の進化
第14章　培養下における精子形成とその応用
第15章　ゲノム情報と精子学
II　精子の応用研究
第16章　哺乳類の顕微授精
第17章　精細管内移植
第18章　男性不妊の原因と診断
第19章　染色体異常による男性不妊
第20章　精子免疫
第21章　男性不妊の治療
第22章　内分泌攪乱物質と精子
第23章　家畜における生殖の人為調節
第24章　生殖のガイドラインと倫理
[トピック]　精子二型と精子競争／精子における１分子観察／精子鞭毛運動とプロテアソーム／受精におけるプロテアソーム／自家不和合性／哺乳類の単為生殖／精子の保存／精巣内男性ホルモン操作による精原細胞の分化機構／体細胞クローン牛の精子／動物園動物を材料とした保全繁殖技術の開発／精子のいらない生殖／ほか