診療情報による医療評価 DPCデータから見る医療の質
A5判 256ページ
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-060409-3 C3047
奥付の初版発行年月:2012年09月
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-060409-3 C3047
奥付の初版発行年月:2012年09月
内容紹介
医療費が増加し続けているわが国では,医療サービスの効率化や医療資源の適正配分が求められている.日本版診断群分類データ(DPCデータ)に臨床研究,政策評価,医療経済的分野から焦点をあて,客観的な医療情報を提示するための研究の可能性を提示する.
目次
I 標準化診療データの今日的意義
第1章 医療データの標準化——医療の質の向上に向けて(今中雄一・松田晋哉・伏見清秀)
第2章 日本版診断群分類によるデータベースの構築と病院情報システム(堀口裕正)
II 診療プロセス・医療システムの実証分析
第3章 医療の質の可視化——評価とマネジメントへの展開(今中雄一)
第4章 診療プロセスと臨床評価(藤森研司・小林美亜・池田俊也)
第5章 病院情報システムと診療プロセス分析(桑原一彰・田﨑年晃・副島秀久・岩渕勝好・平川秀紀)
第6章 プロセスデータを活用した医療評価(村田篤彦・松田晋哉)
第7章 病院の生産効率性と機能(河口洋行・橋本英樹・松田晋哉)
第8章 DPC導入と診療の効率化(野口晴子・泉田信行・堀口裕正・康永秀生)
第9章 地域医療資源の分析(伏見清秀)
III 社会資源としての大規模標準化診療データ
第10章 大規模標準化診療データと臨床疫学研究(康永秀生・堀口裕正)
第11章 臨床指標を用いた医療の質のベンチマーク——諸外国とわが国の取り組みから(小林美亜・池田俊也)
第12章 社会的共通資本としてのDPCデータ(橋本英樹・松田晋哉)