ロシア宇宙開発史 気球からヴォストークまで
冨田 信之:著
A5判 520ページ
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-13-061180-0
奥付の初版発行年月:2012年08月
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-13-061180-0
奥付の初版発行年月:2012年08月
内容紹介
地球は青かった——.はじめての有人宇宙飛行はロシア/ソ連によってなされた.宇宙開発の父ツィオルコフスキーから世界初の宇宙飛行士ガガーリンまで,時代の流れに翻弄されながら宇宙時代を拓いた先駆者たちの活躍を,豊富な文献資料をもとに生き生きと描く.
(本書は2012年2月に刊行した同名書籍を一部修正し,2012年8月に再刊行したものです.)
目次
序章 人類の夢「天空への飛行」——気球の誕生
第I部 気球からロケットへ
第1章 19世紀ロシアのパイオニアたち
第2章 宇宙時代の預言者——ツィオルコフスキー
第3章 ロマン実現への胎動 1921年-1929年
第4章 ロケット研究の核の誕生——気体力学研究所とギルド 1929年-1933年
第5章 反動推進研究所発足と大テロルによる壊滅 1934年-1940年
第6章 戦雲下のロケット開発 1941年-1944年
第7章 ドイツにおけるロケット開発
第II部 宇宙活動への布石——ロケット開発
第8章 ドイツの地からの復活——A-4ロケット調査 1945年-1946年
第9章 ロケット自主開発——模索期 1947年-1951年前半
第10章 ロケット自主開発——確立期 1951年後半-1957年前半
第III部 夢の実現
第11章 宇宙時代の幕開け 1957年後半
第12章 月うちあて計画と有人スプートニク開発 1958年-1959年
第13章 飛躍に備えての雌伏の年 1960年
第14章 初の有人軌道飛行 1961年-1963年
終章 ロマン追求の終焉 1964年-1965年初め