人口減少時代の都市・インフラ整備論
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-062847-1 C3052
奥付の初版発行年月:2024年09月 / 発売日:2024年09月中旬
当時、まだ十分な議論のなされていなかった、老朽化や人口減少からのインフラへの影響を扱った『人口減少下のインフラ整備』の続編。この10年で進行・顕在化したこの問題を、射程を都市まで広げて包括的に扱った発展版である。研究者、官公庁・企業の実務者必携の一冊。
宇都 正哲(ウト マサアキ)
1969年生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、博士(工学)。
東京都市大学都市生活学部長、大学院環境情報学研究科都市生活学専攻教授。
浅見 泰司(アサミ ヤスシ)
1960年生まれ。ペンシルヴァニア大学地域科学学科博士課程修了、Ph.D。
東京大学執行役・副学長、大学総合教育研究センター長、大学院工学系研究科都市工学専攻教授。
北詰 恵一(キタヅメ ケイイチ)
1965年生まれ。東京大学大学院工学系研究科土木工学専攻修士課程修了、博士(工学)。
関西大学先端科学技術推進機構地域再生センター長、環境都市工学部教授。
目次
はじめに
第1章 都市・インフラを取り巻く社会環境の変化
1.1 なぜ都市にも着目するのか
1.2 変わらぬ都市・インフラを取り巻く環境
1.3 変化してきた都市・インフラを取り巻く環境
第2章 求められる都市・インフラの「かたち」
2.1 求められる都市の「かたち」
2.2 求められるインフラの「かたち」
第3章 人口減少時代の都市・インフラを議論する3 側面
3.1 持続可能性
3.2 公平性
3.3 効率性
第4章 人口減少時代の都市・インフラ整備の5 つの視点
4.1 計画論
4.2 技術論
4.3 ファイナンス論
4.4 主体論
4.5 リスク分担論
第5章 人口減少時代の都市・インフラ整備論
5.1 複雑化する都市・インフラの将来
5.2 将来における都市・インフラのトレンド仮説
5.3 これからの都市・インフラ整備における留意点
文献
索引