国際標準の考え方 グローバル時代への新しい指針
田中 正躬:著
4月6日 272ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-063815-9 C1050
奥付の初版発行年月:2017年03月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-063815-9 C1050
奥付の初版発行年月:2017年03月
内容紹介
グローバル化が進む中,社会経済全般にわたり国際標準(規格)の重要性はますます増している.国際標準は,私たちの生活とどのように関わっているのか.そしてその課題と解決策とは? 標準の作り方と使い方,そして考え方について,具体例をまじえていねいに解説.
目次
はじめに
序 章 国際標準と適合性評価
I 現代社会と国際標準
第1章 変貌する国際企業戦略
第2章 地球時代の安全規制
第3章 市民社会におけるマークの氾濫
II 国際標準の体系
第4章 国際標準をつくる——標準作成機関の構図
第5章 国際標準を使う——適合性評価の仕組み
ティーブレーク 本初子午線の物語
III 挑戦すべき課題
第6章 ガバナンスの仕組みとその限界
第7章 技術進歩への影響——停滞か促進か
終 章 明日へむけて——標準教育のすすめ
おわりに
付録 世界の主な標準関係の組織
BOX1 モジュール化——サイモンの時計屋
BOX2 仕様標準と性能標準——厳密か,それとも弾力的か
BOX3 標準の定義——用途による使い分け
BOX4 標準の経済学——情報とネットワークの経済
BOX5 適合性評価——ISO/IECの道具箱
BOX6 計量標準——ものさしの基準
BOX7 WTO(世界貿易機関)と標準——国際取引の基本ルール
BOX8 公共財——標準はどこまで公共財か
Dialogues on International Standards: A Guide to the Global Age
Masami TANAKA