シリーズ脳科学
シリーズ脳科学3 言語と思考を生む脳
A5判 240ページ
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-064303-0 C334
奥付の初版発行年月:2008年11月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-064303-0 C334
奥付の初版発行年月:2008年11月
内容紹介
脳のなかで最も高度に発達した機能の一つが,ヒトの言語処理である.ヒトは言語によって思考し,コミュニケーションをとり,社会を形成する.本書は,言語・概念形成を可能にする脳神経メカニズム,またその進化と発達について探るものである.
目次
第1章 総論——霊長類知的脳機能の進化(入來篤史)
第2章 脳科学からの言語へのアプローチ——言語の機能局在(大石衡聴)
第3章 言語獲得における年齢効果は臨界期か(馬塚れい子)
第4章 動物の音声コミュニケーション(岡ノ谷一夫)
第5章 思考の基盤となる脳内情報操作の神経機構(本田 学)
第6章 概念形成と思考(山﨑由美子・入來篤史)
第7章 コミュニケーションと社会——チンパンジーの認知発達からみた社会的相互交渉の進化(友永雅己)
第8章 付録:言語と生成文法理論(大石衡聴)