日本の近代技術はこうして生まれた 産業遺産をヒントに考える
馬淵 浩一:著
A5判 224ページ 上製
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-472-40051-3(4-472-40051-0) C1050
奥付の初版発行年月:1999年01月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-472-40051-3(4-472-40051-0) C1050
奥付の初版発行年月:1999年01月
内容紹介
明治における近代国家建設や戦争を契機とした産業基盤の整備、第2次世界大戦後の経済発展において重要な役割を果たしてきた産業技術。25の事例をあげて、西洋の技術を移転するにあたって払われた先人の努力を振り返る。近代技術の形成に技術者はどう取り組み、国家はどのように関与したのか、産業遺産を訪ねながら読み解く。
目次
第1章 近代化の助走/「三時のおやつ」と江戸時代の機械技術/第2章 先進技術の導入と外国人技術者/外圧による灯台建設/第3章 邦人技術者の誕生/博覧会による技術振興・第一回内国勧業博覧会の成果/第4章 日本の産業革命と二つの世界大戦/初の大規模製鉄所は失敗続き/第5章 戦後の発展/終身雇用などの日本的経営の生みの親・松下幸之助/終章 二一世紀への処方箋/日本の近代化を振り返る/日本人はなぜ勤勉なのか/二一世紀への処方箋/参考文献