高度成長期クロニクル 日本と中国の文化の変容
A5判 264ページ 並製
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-472-40352-1 C0036
奥付の初版発行年月:2007年10月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-472-40352-1 C0036
奥付の初版発行年月:2007年10月
内容紹介
明治維新が近代のはじまりであるとすると、高度成長期は現代のはじまりである。高度成長は何を生み出し、何を変えたのか。日本と中国の高度成長期を、経済ばかりでなく、当時の社会、文学、音楽など他分野からも検討し、その文化が現在にどう接続/切断されているのかを考察する。日中の詳細な年表を付し、その全貌を示す。
目次
村上春樹は中国の若者にいかに読まれているか(林少華)/高度成長期の中国における松本清張の受容(王成)/高度経済成長期における格差問題と平等意識(丁紅衛)/経済成長期に語られた中国の食文化(朱浩東)/高度経済成長期と小林秀雄(渡邉正彦)/高度成長の終わりとはっぴいえんど(瀧田浩)/腐り始めた地球と水上勉(藤井淑禎)/モラトリアムとしての〈知性〉(石川巧)/高度経済成長期年表 日本/中国