高等教育シリーズ146
変貌する日本の大学教授職
有本 章:編著
A5判 368ページ 上製
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-472-40381-1 C3037
奥付の初版発行年月:2008年10月
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-472-40381-1 C3037
奥付の初版発行年月:2008年10月
内容紹介
グローバル化、市場化、知識社会化の進行に伴い、大学教授職は、学問的生産性や人材育成の役割をより強化することが社会から要請されている。知の再構築と呼応して大学改革が行われた激動の15年間に大学教授職はどのような変貌を遂げたのか。学問の府から知の企業体へと大学が舵を切るなかでの新しい大学教授職像を分析。
目次
はしがき
序章 日本の大学教授職――過去と現在
第Ⅰ部 環境変化
1章 高等教育政策と大学教授職の変貌
2章 流動性
3章 大学ファンディング
4章 学生観――大衆化への対応
5章 ジェンダー・バイアス――女性教員の何が変化したのか
第Ⅱ部 大学組織と生活
6章 管理運営
7章 研究費の配分
8章 労働条件
9章 生活時間
10章 給与・収入
11章 ストレス
第Ⅲ部 学問的生産性と評価
12章 研究生産性
13章 研究と教育の葛藤
14章 評価
第Ⅳ部 社会への影響
15章 国際化
16章 高等教育と社会
終章 大学教授職の展望