高等教育シリーズ172
大学教育再生とは何か 大学教授職の日米比較
有本 章:著
A5判 上製
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-472-40517-4 C3037
奥付の初版発行年月:2016年11月 / 発売日:2016年11月上旬
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-472-40517-4 C3037
奥付の初版発行年月:2016年11月 / 発売日:2016年11月上旬
内容紹介
中世の大学から近代の大学に至る歴史に学びつつ、米国と比較した日本の大学や大学教授職の現状と課題を社会学的に分析する。教育、研究、社会サービスの三者の調和に成功した米国の大学に対し、立ち遅れた日本の大学はいかに再出発できるのか。長年、高等教育研究に携わってきた著者による、21世紀の大学への提言。
目次
第Ⅰ部 大学の理念と大学教授職の使命
第1章 大学とは何か──その理念と使命
第2章 大学の理念と使命──大学の社会的機能を中心に
第3章 大学の理念と大学論──第二の波から第三の波の時代への展開
第Ⅱ部 授業改革と大学教授職
第4章 教授−学習過程の社会学──知識の機能と大学教授職形成
第5章 大学教授職と学士課程教育の質保証
第Ⅲ章 日本の大学教授職──国際比較の視点
第6章 大学教授職の現状と課題──カーネギー調査の分析
第7章 研究志向と教育志向の国際比較研究──CAP調査の分析
第Ⅳ章 大学教育改革の可能性
第8章 アクティブラーニングの制度化と大学教育改革の可能性