思想*多島海シリーズ9
崇高の哲学 情感豊かな理性の構築に向けて
牧野 英二:著
四六判 236ページ 上製
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-588-10009-3 C1310
奥付の初版発行年月:2007年09月
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-588-10009-3 C1310
奥付の初版発行年月:2007年09月
内容紹介
西洋近代以降の、E.バークとカントの「崇高と美」概念、ハイデガーやウィトゲンシュタインの「驚異と崇高」把握をはじめ、その後の、アドルノ、イーグルトン、ナンシー、スピヴァク、ラクー=ラバルト、リオタールらの崇高論を展望して、現代社会における〈崇高〉の批判的機能およびその拡散・喪失の過程を追究。〈驚異と崇高〉を軸に、「情感豊かな理性」の働き、その形成の可能性を問う。