哲学のアンガジュマン サルトルと共に問う暴力、非理性、デモクラシー
生方 淳子:著
A5判 414ページ 上製
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-588-15143-9 C1010
奥付の初版発行年月:2025年03月 / 発売日:2025年03月中旬
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-588-15143-9 C1010
奥付の初版発行年月:2025年03月 / 発売日:2025年03月中旬
内容紹介
哲学は現代世界が抱える深刻な課題にいかに建設的に関与しうるのか。デモクラシーの危機、社会の分断と格差、戦争、無数の形を取る暴力などに立ち向かうために、ギリシャ哲学やデカルト、パスカルと関連づけながらサルトル哲学の最も根本にある存在論と、そこから発展した暴力論を考察する。ポピュリズムやウクライナ戦争、パレスチナ問題を考えるとき、サルトルから新たに見えてくるものは何か。心理学、経済学、国際政治学など他領域の知との接点も探りながら、いまデモクラシーの担い手にとっていかに哲学的アンガジュマンの再挑戦が可能かを探る。