福澤諭吉著作集4
文明論之概略
四六判 418ページ 上製
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-7664-0880-5(4-7664-0880-2) C300
奥付の初版発行年月:2002年07月
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-7664-0880-5(4-7664-0880-2) C300
奥付の初版発行年月:2002年07月
内容紹介
『学問のすゝめ』、『福翁自伝』と並ぶ、福澤諭吉の代表作。意達の文章、豊富な事例、緻密な分析で文明の本質を体系的に説き明かし、「多事争論」「自由な気風」の精神から、あらためて日本〈近代〉の歩みを問うた力作。「発行後……有名なる故西郷翁なども通読したることゝ見え、少年子弟に、この著書は読むが宜しと語りしことありと云う」(『福澤全集緒言』より)。
1943年生まれ。1967年慶應義塾大学文学部卒業、1972年同大学大学院社会学研究科博士課程修了。1972年東京歯科大学教養学部専任講師、1975年同大学教養学部助教授。現在、亜細亜大学経済学部教授。専門は日本経済史、社会史(近世・近代)。
目次
緒言
巻之一 第一章 議論の本位を定る事
第二章 西洋の文明を目的とする事
第三章 文明の本旨を論ず
巻之二 第四章 一国人民の智徳を論ず
第五章 前論の続
巻之三 第六章 智徳の弁
巻之四 第七章 智徳の行われるべき時代と場所とを論ず
第八章 西洋文明の由来
巻之五 第九章 日本文明の由来
巻之六 第十章 自国の独立を論ず