会計士の歴史
四六判 124ページ 並製
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-7664-1269-7(4-7664-1269-9) C3034
奥付の初版発行年月:2006年06月
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-7664-1269-7(4-7664-1269-9) C3034
奥付の初版発行年月:2006年06月
内容紹介
会計士はどこからきたのか? 産業革命の産声に惹かれて現れ、資本主義経済・株式会社制度の発展とともに成長、やがて大西洋を渡っていく会計士たち。19世紀から20世紀初頭のイギリス・北米を舞台に、近代会計士の起源と発展の過程を明らかにし、その本質を問いかける。平易・簡潔に書かれており、初めて会計学に触れる方々の入門書として最適。
資本主義経済、株式会社の発展とともに誕生、成長してきた会計士は、企業と社会のつなぎ役であるがゆえに、「会社とは何か?」が問われる企業社会の変革期には、必ず「会計士とは何か?」と問われる。会計士を巡る社会経済環境が激動する今日、会計士を目指す方々にぜひ読んでもらいたい一冊。
〔著者〕
R. H. パーカー(R. H. Parker)
エクセター大学名誉教授
〔訳者〕
友岡賛(ともおか すすむ)
慶應義塾大学教授(商学部)、慶應義塾大学日本語・日本文化教育センター所長
慶應義塾大学商学部卒業、グラスゴウ大学特別客員研究員(法財務学部)(1990年〜1992年)、博士(商学・慶應義塾大学)(2006年)
小林麻衣子(こばやし まいこ)
明治学院大学講師(非常勤・教養教育センター)、武蔵大学講師(非常勤・人文学部)、東京女子大学講師(非常勤・文理学部)
グラスゴウ大学文学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、日本学術振興会特別研究員(2003年〜2005年)、セント-アンドルーズ大学大学院歴史学研究科修士課程修了、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学・一橋大学)(2006年)
目次
目次
訳者緒言
謝辞
緒言
序
成立要因
鉄道の時代
会社と会社法と
破産関係業務
所得税
成長
資格附与団体
監査業務、客観性と独立性と
税務業務
原価計算業務
規制と登録制度と
登録制度
プロフェッショナリズム対公的規制
能力、誠実性、およびステイタス
教育訓練
文献の発展
倫理と業務の範囲と
出自
ステイタス
北アメリカへの進出
要約と結論と
文献