福翁自伝 福澤全集緒言
全書判(B6判変型) 582ページ 並製
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-7664-1626-8 C10
奥付の初版発行年月:2009年05月
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-7664-1626-8 C10
奥付の初版発行年月:2009年05月
内容紹介
[コンパクト版で読む福澤諭吉の本]
新字・新かなを使用した読みやすい表記、わかりやすい「語注」「解説」による編集。自伝文学の白眉
「門閥制度は親の敵(かたき)で御座る」。
臨場感あふれる筆致で描く、痛快な人生。
時代を超えて読み継がれる自伝文学の白眉、『福翁自伝』。心血を注いだ著述・翻訳活動に対する思いを綴った『福澤全集緒言』。次世代に託した福澤の「遺言」ともいえる最晩年の2著作を収録。
【編者】
松崎欣一(まつざき きんいち)
1939年生まれ。1963年慶應義塾大学文学部史学科(国史専攻)卒業。1965年同大学大学院文学研究科修士課程修了。1965〜2005年慶應義塾志木高等学校教諭、1996〜2005年慶應義塾福澤研究センター副所長。慶應義塾名誉教諭、慶應義塾福澤研究センター顧問、(社)福澤諭吉協会常務理事。
主な編著作に、『三田演説会と慶應義塾系演説会』(慶應義塾大学出版会、1998)、『福澤諭吉論の百年』(共編、慶應義塾大学出版会、1999年)、『江戸町触集成』(全19巻、共編、塙書房、1994〜2003)、『福澤諭吉書簡集』(全9巻、共編、岩波書店、2001〜2003)、『福澤諭吉の手紙』(共編、岩波文庫、2004年)、『語り手としての福澤諭吉—ことばを武器として—』(慶應義塾大学出版会、2005)など。
目次
福翁自伝
幼少の時
長崎遊学
大阪修業
緒方の塾風
大阪を去て江戸に行く
始めて亜米利加に渡る
欧羅巴各国に行く
攘夷論
再度米国行
王政維新
暗殺の心配
雑 記
一身一家経済の由来
品行家風
老余の半生
福澤全集緒言
唐人往来
華英通語
西洋事情
雷銃操法
西洋旅案内
窮理図解
洋兵明鑑
議事院談
世界国尽
学問のすゝめ
学問のすゝめの評
童蒙教草
かたわ娘
改暦弁
帳合之法
会議弁
明治七年六月七日集会の演説
文明論之概略
民間経済録
分権論以下
解 説 松崎欣一