「絆」を考える 文学部は考える 2
四六判 196ページ 並製
価格:1,100円 (消費税:100円)
ISBN978-4-7664-1940-5 C0010
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年04月上旬
価格:1,100円 (消費税:100円)
ISBN978-4-7664-1940-5 C0010
奥付の初版発行年月:2012年03月 / 発売日:2012年04月上旬
内容紹介
慶應義塾大学文学部が2011年秋に、広く一般向けに開催した連続公開講座「『絆』を考える」(全4回)の講演集。17の専攻数を誇る文学部の教員陣が「絆」をテーマに、「家族の絆」「絆としての宗教」「歴史的大事件に見る絆」「脳科学から分析する絆」など様々な切り口から読み解いていきます。
目次
文学部長あいさつ
第一章 「家族の絆」
井出新(英米文学専攻) シェイクスピアと家族の「絆」
岡田あおい(社会学専攻)江戸時代農民と家族の「絆」
ディスカッション
第二章 「『絆』の現れとしての宗教」
赤江雄一(英米文学専攻)神に仕える人びとの「絆」-古代・中世キリスト教の修道者の世界
樫尾直樹(社会学専攻) 宗教が生み出す二つの「絆」-心の防災のために
ディスカッション
第三章 「時代の中の『絆』-天安門事件とベルリンの壁の崩壊-」
関根 謙(中国文学専攻) 天安門1989-物語の集約と夢の崩壊
神田順司(西洋史学専攻)社会主義とは何であったか―ある歴史家の回想を通して見る東ドイツの社会と歴史
ディスカッション
第四章 「『絆』の起原/『絆』の危機-脳科学と社会学の視点から」
浜日出夫(社会学専攻) 無縁社会現象から考える「絆」
川畑秀明(心理学専攻) 「絆」と「愛」の脳科学
ディスカッション
Report シンポジウム「危機と絆ー言葉はどこまで力を持つか」
編集後記