バイオメカニズム24 研究成果の活用
価格:22,000円 (消費税:2,000円)
ISBN978-4-7664-2526-0 C3047
奥付の初版発行年月:2018年09月 / 発売日:2018年09月上旬
▼「生物の形や運動機能」を、工学的に応用する。
・隔年で開催されるバイオメカニズム・シンポジウムの発表演題の中からバイオメカニズムらしさを重視して厳選された17題に、特別にトピック1題を加えた、計18題の論文集。
・全体を4部に分けて構成した。部は「1部:身体計測・評価」、「2部:生理学・運動学」、「3部:義肢・装具」、「4部:歩行・走行・スポーツ」の4つ。
目次
序
(0) 脳皮質電位解読による運動・視覚機能マッピングと読み取り
1部 身体計測・評価
(1) 歩行姿勢に基づく見た目年齢評価式の開発
(2) 皮膚面の形状変化を用いた肩甲骨姿勢の推定と精度評価
(3) パルスハイトコントロールの限界点を用いた瞬発的な力発揮特性の評価
(4) 大腿二頭筋長頭と腓腹筋のレバーアーム特性が膝関節屈伸運動へ与える影響
2部 生理学・運動学
(5) Brain-Machine Interfaceへの応用を目的とした視覚誘導性自己運動錯覚中の脳波解析
(6) 肩関節外旋運動反復トレーニングは外転運動中の棘下筋支配皮質脊髄路興奮性を増大させるか?
(7) 下肢体性感覚入力に対する重みづけと不安定板上でのバランス制御にかかわる動きの関係
(8) 舌骨上筋群の収縮誘導を目的とした磁気刺激コイルの試作
3部 義肢・装具
(9) 二関節筋型油圧バイラテラルサーボによる動力義手の機構と制御
(10) 義足足部の足関節機能が歩行効率へ与える影響
(11) 膝関節と足関節の連動による階段昇降可能な無動力大腿義足の提案
(12) 背屈可動域制限のある対象者に対する短下肢装具内補高効果
4部 歩行・走行・スポーツ
(13) 主成分分析による歩行特徴の包括的比較評価
(14) 被験者固有の三次元有限要素モデルを用いた歩行動作下での大腿骨頚部骨接合術後の再骨折リスク評価
(15) 足部剛性が走行中着地衝撃に及ぼす影響
(16) 長距離走行中の足部内側縦アーチの変形と走行フォームの関連
(17) 車いすフェンシングにおける手すりの有無や高さの違いが攻撃時の身体の最大距離と速さに及ぼす影響