万葉の史的世界
A5判 416ページ 上製
価格:9,350円 (消費税:850円)
ISBN978-4-7664-2529-1 C3021
奥付の初版発行年月:2018年07月 / 発売日:2018年07月中旬
価格:9,350円 (消費税:850円)
ISBN978-4-7664-2529-1 C3021
奥付の初版発行年月:2018年07月 / 発売日:2018年07月中旬
目次
例言
はじめに――本書の構成と概要
第一部 万葉の史的世界
第一章 万葉びとと時刻――奈良時代時刻制度の諸相
第二章 神功皇后の周辺――オキナガの原義と酒楽歌について
第三章 佐保の川畔の邸宅と苑池
第四章 長屋王家の色彩誌――万葉歌、長屋王家木簡に見える色彩語に
ついて
付 地方画師に関する一考察
第五章 忘れ草と中国古典
第六章 万葉の時代の日本と渤海
付 古代日本の「蝦夷」の表記について
――富山市栃谷南遺跡出土ヘラ書き土器「恵□」について
第二部 万葉の時代の人物誌
第一章 大津皇子とその周辺
第二章 藤原不比等――その前半生について
第三章 玄昉――入唐留学僧の栄光と挫折
付 唐僧善意願文にみえる「粉身碎骨」の語について
第三部 古代越中の諸相
第一章 「傳厨」考――富山県高岡市美野下遺跡出土墨書土器について
第二章 気多大神宮寺木簡と「難波津の歌」木簡
――高岡市東木津遺跡出土木簡について
付 東木津遺跡出土「助郡」墨書土器について
第三章 古代越中(越中・能登)地名雑考
第四章 「荊波の里」についての覚書
――地図に描かれた道と表示記載の書字方向についての試論
第五章 越中の大伴家持
付 天武・持統治世の雨乞いについて
第四部 書評
一、 市大樹著『飛鳥藤原木簡の研究』
二、 稲岡耕二著『山上憶良』
三、 木本秀樹著『越中古代社会の研究』
あとがき
挿図出典一覧
索引(主要事項、人名(氏族)、研究者)