中央大学経済研究所研究叢書84
日本財政の現状と課題
関野 満夫:編著
A5判 180ページ 上製
価格:2,310円 (消費税:210円)
ISBN978-4-8057-2278-7 C3033
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月上旬
価格:2,310円 (消費税:210円)
ISBN978-4-8057-2278-7 C3033
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月上旬
内容紹介
21世紀・現代日本財政の現状と課題を以下の全7章によって実証的に検討する。第1章では、安部政権から菅政権を経て岸田政権にいたる各種税制改正の検証、第2章では2010年代における所得税収入の回復傾向とその実態の解明、第3章では財政民主主義からみた繰越明許費の問題点の指摘、第4章では人口減少下における都道府県地方交付税の配分状況の検討、第5章では水道事業の広域化の背景と課題の検討(香川県を事例に)、第6章、第7章では国際比較(カナダの財政再建、イギリスNHSの組織再編)の観点から日本財政の課題を示唆する。
著者プロフィール
関野 満夫(セキノ ミツオ)
中央大学経済学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 日本税制の現状と課題
第2章 現代日本の所得税収の回復と実態 ―2010年代の動向を中心に―
第3章 財政民主主義と繰越明許費
第4章 人口減少と都道府県への地方交付税配分についての考察
第5章 水道事業の広域化に関する背景と課題について ―香川県水道広域化前後における水不足事情を中心に―
第6章 我が国財政の持続可能性 ―カナダの財政再建を事例として―
第7章 英国NHSの医療施設問題とNHSプロパティサービスの取り組み