一科学者の成長
堀内寿郎:著
四六判 348ページ
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-0701-0(4-8329-0701-8) C1040
奥付の初版発行年月:1972年01月 / 発売日:1972年01月下旬
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-0701-0(4-8329-0701-8) C1040
奥付の初版発行年月:1972年01月 / 発売日:1972年01月下旬
内容紹介
“みずからの知識体系の創造を!”.世界の触媒研究の第一線で活躍してきた著者が50年におよぶ研究・教育活動をふりかえり,未来を展望して語った 「学問するこころ」.著者の強靱な科学的精神と学問・大学・スポーツへのひたむきな愛情に貫かれた快著.
著者プロフィール
堀内寿郎(ホリウチジュロウ)
1901年生まれ.
1925年,東京帝国大学理学部卒業.
東京帝国大学助手,姫路高等学校教授を経て,
1932〜34年渡欧,ドイツ・英国で研究.英国マンチェスター大学名誉研究員.
1935年,北海道帝国大学教授.
1948年,北海道大学触媒研究所所長.
1965年,定年退職.北海道大学名誉教授.
1967年,北海道大学長.
この間,1940年帝国学士院恩賜賞受賞,1941年ドイツ科学アカデミー会員.
主要著書:
講座・物理学(10) (岩波書店,1940)
化学反応の統計力学 (共著,三共出版,1950)
触媒化学 (朝倉書店,1953)
目次
Ⅰ 一科学者の成長
1 一科学者のあゆみ
2 触媒研究所とともに
3 反応論40年
Ⅱ ボートとともに
1 スポーツについて—学生への手紙
2 ボートを語る
3 漕艇のリズム
Ⅲ 日本の大学教育と文化
1 わが国の成長
2 大学を考える—学長生活の4年間
3 大学改革の理念