日本稲作の基本問題 現局面の分析と展望
矢島 武:編
A5判 536ページ
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-8329-5161-7(4-8329-5161-0) C3061
奥付の初版発行年月:1981年01月 / 発売日:1981年01月下旬
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-8329-5161-7(4-8329-5161-0) C3061
奥付の初版発行年月:1981年01月 / 発売日:1981年01月下旬
内容紹介
水稲耕作の歴史的展開を踏まえ,土地利用から食管制度にいたる現在の生産・流通過程を包括的に検討した共同研究の成果.着手後11年,混迷の様相を深めている「減反」政策の矛盾を鋭く追及し,水田面積の1/3に及ぶ第2期「減反」を目前にした現況に,今後の指針を提供する.
著者プロフィール
矢島 武(ヤジマ タケシ)
北海道大学名誉教授・札幌商科大学教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第 1篇 稲作問題の本質と課題
第 1章 「稲作基本問題」とは何か (矢島 武)
第 2章 「稲作基本問題」の歴史的把握—日本資本主義の発展と稲作農業の役割 (千葉燎郎)
第 3章 いかにして「基本問題」をとらえるか (桜井 豊)
第 2篇 稲作問題発現の構造と実相
第 4章 水田土地利用の展開構造 (桜井 豊・七戸長生・大沼盛男・塩沢照俊・桃野作次郎)
第 5章 稲作の就業構造と生産力主体 (守友裕一・岩井正敏・本庄康二・山田定市・大高全洋)
第 6章 「米過剰問題」の深化と流通・価格問題 (七戸長生・太田原高昭・湯沢 誠・三田保正)
第 3篇 総 括
終 章 問題解決の基本方向と展望
米をめぐる農業・農政の概括年表