雇用官僚制☆〔増補改訂版〕☆ アメリカの内部労働市場と“良い仕事”の生成史
A5判 452ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5342-0(4-8329-5342-7) C3034
奥付の初版発行年月:2005年01月 / 発売日:2005年12月下旬
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5342-0(4-8329-5342-7) C3034
奥付の初版発行年月:2005年01月 / 発売日:2005年12月下旬
内容紹介
Employing Bureaucracy’を,"良い仕事” を労働者に提供するシステムとして把握し,労使関係や社会福祉運動を含む広い背景から, アメリカ労務管理の成立史を生き生きと描き出した労作.人事 ・労務管理論のみならず,広くアメリカ史,社会学等にも問題を提起する.1950年から現在までの労使関係の展開を増補.
著者プロフィール
S.M.ジャコービィ(ジャコービィ,S.M.)
ニューヨーク市生まれ.
ペンシルヴェニア大学を卒業後,カリフォルニア大学バークリ校で経済学博士.
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)経済学大学院教授.History and Management を担当.
荒又 重雄(アラマタ シゲオ)
北海道大学名誉教授.社会政策・労務管理論専攻
木下 順(キノシタ ジュン)
國學院大學経済学部教授.アメリカ労資関係論専攻
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
雇用慣行の日米の比較—日本語版読者への序文
第1章 それが以前のやり方だった—1915年までの工場労働者
第2章 体系的管理と福利厚生事業
第3章 職業指導
第4章 諸問題,問題解決者,新しい専門職業
第5章 危機と変化,第一次大戦期
第6章 異相の1920年代
第7章 大恐慌への対応
第8章 もうひとつの大転換—1936-45年
第9章 1950年代から今日まで