経済構造調整下の北海道農業
A5判 502ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5441-0(4-8329-5441-5) C3061
奥付の初版発行年月:1990年12月 / 発売日:1991年01月下旬
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5441-0(4-8329-5441-5) C3061
奥付の初版発行年月:1990年12月 / 発売日:1991年01月下旬
内容紹介
基本法農政を達成した唯一の地域=北海道は,農産物自由化を中心とする農政の転換により危機的状況にある.外圧の嵐の中で,最後の農業基地北海道に残された道はなにか,本書は1986年以来3年間の詳細な実態調査に基づいた,この問題への具体的で説得力ある回答である.
著者プロフィール
牛山 敬二(ウシヤマ ケイジ)
東京経済大学教授
主要著書
『農民層分解の構造—戦前期』(御茶ノ水書房,1975)
『日本資本主義と農業保護政策』(暉峻衆三編,共著)(御茶ノ水書房,1990)
七戸 長生(シチノヘ チョウセイ)
北海道大学名誉教授
主要著書
農業機械化の動態過程 (農業総合研究所,1974)
新しい農村リーダー (農山漁村文化協会,1987)
日本農業の経営問題—その現状と発展論理 (北海道大学図書刊行会,1988)
目次
序 章 課 題
第1編 地域農業の構造変動
第 1章 北海道における農産物市場の現局面
第 2章 生産調整下の地域農業
第 3章 農村構造の変貌と集落機能
第 4章 農村諸組織の特質と展開
第2編 生産力の変革と構造問題
第 5章 土地利用型農業の到達点と新たな模索
第 6章 開発と土地問題の現段階
第 7章 負債の累積構造と克服の条件
第 8章 労働市場の変化と地域農業再編
第 9章 地域農業の転換と農協
終 章 総括—構造転換の可能性