東北大学21世紀COEプログラム ジェンダー法・政策研究叢書 6
家族 ジェンダーと自由と法
水野 紀子:編
A5判 439ページ 上製
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-86163-039-2(4-86163-039-8) C3330
奥付の初版発行年月:2006年12月
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-86163-039-2(4-86163-039-8) C3330
奥付の初版発行年月:2006年12月
内容紹介
両性がともに人間らしく生き、子どもを心身ともに健康に育てる方策を模索することは、ジェンダー論の大きな課題のひとつである。性別役割分業をはじめ、社会や法は家族という私的な領域のかかえる問題にどのように関与すべきか。家族に関する本書は、戦後の法学界や実務をリードしてきた斯界の長老から、気鋭の若手研究者まで、それぞれの問題を論じるにふさわしい第一人者を執筆者に得て、原論的・総論的諸論文、国際的・比較法的諸論文、日本家族法を歴史的に考察する諸論文、具体的諸問題の今後の解決を考える諸論文と多角的な成果をおさめた書である。
目次
第一部 総論 家族とジェンダー
第1章 家族とジェンダー
第2章 ヨーロッパにおける現代家族の展開
第二部 各論 家族と法による規制
第3章 日本における家族法の展開
第4章 家族をめぐる法と規制