判断の尺度 αMプロジェクト2022
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-86463-160-0 C0070
奥付の初版発行年月:2023年12月 / 発売日:2023年12月下旬
武蔵野美術大学が運営するノンプロフィット・ギャラリー、gallery αMにて開催された「判断の尺度」の記録集。会場風景や作家ステイトメント、編集・加筆した対談録のほか、ゲストキュレーター千葉真智子による各作家評や星野太による書き下ろしテキストを収録。
正しさを超えて区別し、言葉を与えようとすること。それには手垢のついた言葉自体を作り直す必要がある。造形=言葉を練り、拠り所にすることで、尺度自体について問い、判断自体を創造的に作ることができるのではないか。
作家における選択と判断/メディウムの批評性/他者の召喚/正しさと社会の結合点/主体はどこにあるか。
5つの視点に応じた髙柳恵里、加藤巧、荒木優光、大木裕之、高嶋晋一+中川周の展示と言葉の記録集。
【編者、執筆者、掲載作家】
編著者:千葉真智子、gallery αM、執筆者:星野太、掲載作家&執筆者:髙柳恵里(「髙」はハシゴダカ)、加藤巧、荒木優光、大木裕之、高嶋晋一+中川周
[目次]
ご挨拶
展覧会概要
判断の尺度 千葉真智子
到来する他者に向けて 千葉真智子
髙柳恵里 | 比較、区別、類似点
加藤巧 | To Do
荒木優光 | そよ風のような、出会い
大木裕之 | tiger / needle とらさんの墨汁針
高嶋晋一 + 中川周 | 無視できる
判断不全 星野太
略歴
判断をめぐる5つの視点 千葉真智子
千葉 真智子(チバ マチコ)
千葉 真智子(チバ・マチコ)
豊田市美術館学芸員。愛知県生まれ。岡崎市美術博物館学芸員を経て2015年より現職。専門は近現代美術およびデザイン。主な企画に「判断の尺度」(gallery αM、2022年)、「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」(豊田市美術館、2022年)、「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」(豊田市美術館、2019年)、「切断してみる。—二人の耕平」(豊田市美術館、2017年)、「ほんとの うえの ツクリゴト」(岡崎市旧本多忠次邸、2015年)、「ユーモアと飛躍 そこにふれる」(岡崎市美術博物館、2013年)など。
gallery αM(ギャラリーアルファエム)
gallery αM(ギャラリーアルファエム)
1988年より武蔵野美術大学が運営するノンプロフィット・ギャラリー。ジャンルを問わず質の高い表現と可能性を有するアーティストに作品発表の機会を提供すること、社会に斬新な価値を発信できるキュレーターに展示企画の場を提供すること、の2点をコンセプトに、毎年ゲストキュレーターによる企画展示を開催している。
目次
ご挨拶
展覧会概要
判断の尺度 千葉真智子
到来する他者に向けて 千葉真智子
髙柳恵里 | 比較、区別、類似点
加藤巧 | To Do
荒木優光 | そよ風のような、出会い
大木裕之 | tiger / needle とらさんの墨汁針
高嶋晋一 + 中川周 | 無視できる
判断不全 星野太
略歴
判断をめぐる5つの視点 千葉真智子