社会保障の立法政策 The law-making policy and the social security law
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-88125-115-7(4-88125-115-5) C3032
奥付の初版発行年月:2001年01月
社会保障の理念・歴史・学説などを総論として検証し、法制を国民生活のためにいかに活用するかという視点から、社会保険・公的扶助および介護保険などの問題点を論じて、抜本的改革の提言を行う。
坂本 重雄(サカモト シゲオ)
1932年 大阪市生まれ。
1958年 一橋大学大学院法学研究科修士課程修了後,東京都立大学助手。
1964年 静岡大学助教授。
1967年 法学博士。
静岡大学教授(人文学部法学科,労働法担当)を経て,同大学名誉教授。
1997年から現職,専修大学法学部教授(社会保障法担当)。
主要著書
『アメリカの団体交渉制度』総合労働研究所,1966。『官公労働基本権の法構造』労働旬報社,1977。『公務員の社会保障』勁草書房,1983。『社会保障と人権』勁草書房,1987。『高齢化社会と年金・労災補償』勁草書房,1990。『団体交渉権論』日本評論社,1994。『社会保障改革』勁草書房,1997。
目次
第I部 総論 ― 理念、学説、裁判、国際基準
第1章 高齢社会における社会保障法の基本理念
第2章 わが国における社会保障法の形成と展開
第3章 社会保障法学の形成・発展と転換
第4章 最低生活水準と生存権保障
第5章 社会保障の国際基準と外国人への適用
第6章 社会保障法における立法政策論
第II部 各論 ― 制度改正の展開過程と改革論
第1章 医療保険と高齢者医療
第2章 公的年金制と高齢者の所得保障
第3章 雇用保険と雇用保障法制
第4章 労災保険法と労災対策
第5章 公的扶助=生活保護
第6章 社会福祉改革と介護保険
第7章 イギリス高齢者介護政策の展開過程
総括