幼保一体化施設の運営と行財政 就学前教育・保育の一元化をめぐって
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-88125-285-7 C3033
奥付の初版発行年月:2014年02月 / 発売日:2014年02月下旬
少子化による就園率減少や、女性就労による保育所不足を背景に、幼保一体化が進められているが、本書はその運営実態や行財政について具体的に事例をあげて分析・解明している。
手塚 崇子(テヅカ タカコ)
1972年 千葉県生まれ
川村短期大学保育科卒業
専修大学商学部商学科卒業
専修大学大学院経済学研究科経済学専攻修士課程修了(経済学修士)
専修大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程単位取得退学
2013年3月 専修大学大学院経済学研究科博士号取得(経済学博士)
2013年4月 川村学園女子大学教育学部幼児教育学科助教 現在に至る
目次
序章 研究の課題と方法、構成
第1節 研究の課題
第2節 研究の方法と構成
第1章 幼保一元化の政策と国際的展開
第1節 日本の幼保一元化政策の歴史
第2節 先進諸国における就学前教育・保育の一元化-スウェーデンを中心に-
第3節 小括
第2章 戦後における幼稚園と保育所の歴史
第1節 幼稚園の歴史と財政
第2節 保育所の歴史と財政
第3節 幼保一元化検討のあゆみ
第4節 小括
第3章 幼保一体化施設の運営実態と時期区分
第1節 1960年代後半~1970年代前半における幼保一体化施設の施行
第2節 1990年代幼稚園と保育所の共用化の時代
第3節 2000年代構造改革特区による幼保一体化施設
第4節 2006年以降の認定こども園制度
第5節 小括
第4章 過疎地と都市部における幼保一体化施設の課題
第1節 過疎地の幼保一体化施設
第2節 都市部の幼保一体化施設
第3節 小括
終章 日本の就学前教育・保育の現状と課題
第1節 日本の幼保一元化
第2節 認定こども園の拡充
第3節 小括