専修大学社会科学研究所社会科学研究叢書25
復興アダプティブ・ガバナンスの実相 東日本大震災10年の中間総括
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-88125-377-9 C3036
奥付の初版発行年月:2023年03月 / 発売日:2023年03月上旬
東日本大震災から10年を経て、専修大学社会科学研究所に蓄積してきた復興研究、災害社会学的復興論と、被災者自身による取り組みを取りまとめる。
大矢根 淳(オオヤネ ジュン)
[現職]専修大学人間科学部教授
[専門]災害社会学・地域社会論・社会調査論
近江 吉明(オウミ ヨシアキ)
[現職]専修大学名誉教授
[専門]歴史学・仏民衆史・仏革命史
福島 義和(フクシマ ヨシカズ)
[現職]専修大学名誉教授
[専門]都市経済地理学
佐藤 慶一(サトウ ケイイチ)
[現職]専修大学ネットワーク情報学部教授
[専門]政策科学・都市防災論・社会調査論
小林 貴徳(コバヤシ タカノリ)
[現職]専修大学国際コミュニケーション学部准教授
[専門]文化人類学
所澤 新一郎(ショザワ シンイチロウ)
[現職]共同通信気象・災害取材チーム長
[専門]災害情報・災害報道
李 東勲(イ ドンフン)
[現職]石巻専修大学経営学部教授
[専門]流通論・マーケティング論
CARMEN GRAU VILA(カルメン グラウ ヴィラ)
[現職]早稲田大学地域社会と危機管理研究所招聘研究員,マドリード・コンプルテンセ大学院研究者(博士課程)
[専門]歴史学・ジャーナリズム
飯 考行(イイ タカユキ)
[現職]専修大学法学部教授
[専門]法社会学
MENS Virginie(マンス ヴィルジニ)
[現職]石巻専修大学理工学部非常勤講師
[専門]フランス語
目次
まえがき
序章 復興の新たな主格を包摂したガバナンスをめぐって
――本研究の推進体制と論点獲得・醸成の経緯 大矢根淳
第一部 復興,防災,減災の実相
第1章 歴史学の視点から石巻復興の現状下における事前復興を考える
近江吉明
第2章 災害公営住宅から見た「公共性」の検討 福島義和
第3章 仮住まい対応準備の政策科学
――大学提案事業「首都直下地震時の仮設住宅不足への対応準備」
佐藤慶一
第4章 生活再建に向けた挑戦,野ざらしの復興住宅
――メキシコ,被災した先住民村落での聞き取り調査から
小林貴徳
第二部 復興ステークホルダーの探索:リーダーインタビュー
第1章 インタビュー調査概要 大矢根淳
第2章 インタビュー
第3章 第二部のむすびにかえて 所澤新一郎