内容紹介
ルネサンス美術の碩学、板垣鷹穂がモダン昭和の建築と都市をめぐる随筆集。育生社弘道閣から昭和17年に刊行され、永らく絶版となっていた本の復刻版。当時最新の日本建築に鋭い批評を展開し、建築史を教育者の立場から喝破する。原著にはない図版や註、解題を付し、現代かなづかいで読みやすく装いあらたに。解題、丹尾安典。
目次
階段
柱
窓と壁
屋根
天井
正面
塔
昇降機
病院
百貨店
学校
停車場
新聞社
美術館
墓
家
記念地域
工場地帯
観光地区
建築政策
娯楽街
事務街
商店街
本山
王宮
博覧会
古都
新都
廃都
橋
門
浴室
書斎
茶室
僧院
礼拝堂
洗礼堂
国立公園
硝子
街道宿
建築史家
建築史観
映写室
後記
註
図版出典一覧
解題/丹尾安典
年譜