アダム・スミスの経済理論
A5判 248ページ 上製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-901734-39-4 C3033
奥付の初版発行年月:2010年10月 / 発売日:2010年10月下旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-901734-39-4 C3033
奥付の初版発行年月:2010年10月 / 発売日:2010年10月下旬
内容紹介
金本位制か管理通貨制かを問わず、実体経済を律する価値法則は万有引力の法則のように貫徹される。ただし、それは単なる物理的な循環法則でなく、分業→労働生産力(才能)改良による内生的成長論としてである。これが『国富論』の基本命題であった。
目次
序 論-バブルと価値法則-
第一章 『国富論』の基本命題
第二章 才能論と価値論
第三章 商業社会と資本制社会
第四章 モデル形成におけるスミスとリカードの相違
第五章 支配労働価値論をめぐるスミスとリカードの相違
第六章 スミス価値論批判への反批判
第七章 価値法則としての「見えざる手」
第八章 スミスと重農主義の相違-羽鳥卓也氏の論評に答える-
第九章 A・スミス生産的労働論の検証
補論一 価値(経済学における)
補論二 書評・矢嶋道文『近世日本の「重商主義」思想研究』
補論三 私の経済観
関連書
アダム・スミスの経済思想-付加価値論と「見えざる手」-