植物細胞壁実験法
B5判 並製
価格:6,050円 (消費税:550円)
ISBN978-4-907192-21-1 C3045
奥付の初版発行年月:2016年02月 / 発売日:2016年02月下旬
価格:6,050円 (消費税:550円)
ISBN978-4-907192-21-1 C3045
奥付の初版発行年月:2016年02月 / 発売日:2016年02月下旬
内容紹介
植物細胞壁は、植物に固有の組織で、植物の生命活動に必須なものである。また、バイオマス資源として地上で最も蓄積量が多く、再生産可能な資源でもある。本書は、その植物細胞壁に関する最新の実験書である。本書は基礎編と応用編の2部から構成されている。
基礎編では、呈色反応など多糖類やリグニンの伝統的な分析法から、高分解能NMRや質量分析計、電子顕微鏡などの分析機器を用いた最新の分析手法を取り上げている。
応用編では、これらの手法を用いた多糖類やリグニンの構造解析や生合成、分解過程の研究を紹介している。第一線の研究者が、これから研究を始める人の立場に立って記述した本であり、植物科学・木質科学・資源科学などの分野の大学学部生や大学院生のための実験書として、また、研究者や技術者のためのマニュアルとして有用である。
目次
◆基礎編
第1章 多糖類の分析
第2章 機器分析
第3章 リグニン分析
第4章 イメージング
◆応用編
第5章 材料の作出
第6章 細胞壁多糖類の調製と構造解析
第7章 細胞壁の生合成と分解
第8章 植物の免疫と防御応答の分子機構
第9章 データベース