籠球五輪 バスケットボール・オリンピック物語
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-947553-82-9 C3075
奥付の初版発行年月:2020年01月 / 発売日:2020年01月下旬
2019年3月、FIBA(国際バスケットボール連盟)の総会において、日本に2020年東京オリンピックの開催国枠が与えられることが決まり、日本中のバスケットボールファンが歓喜に沸いた。すでに世界の強豪と肩を並べる女子代表はともかく、男子代表にとっては1976年のモントリオールオリンピック以来、44年ぶりのオリンピックの舞台である。2020年の東京オリンピック期間中には、日本代表のバスケットボールを多くの人が観戦・視聴し、大いに楽しんでほしい。そこにさらなる「深み」を持たせる方法がある。それは、オリンピックにおけるバスケットボール日本代表の歴史を知ることである。
本書は、1936年のベルリンから1964年の東京までのオリンピックにおける日本代表とその前後の概要を紹介するもので、オリンピックを切り口に日本のバスケットボール史を語った本邦初の試みだ。もちろん、本書の内容をもって日本のバスケットボール史のすべてが把握できるわけではない。しかし、本書を読み終えたとき、読者の前にはバスケットボールのよりディープな世界が立ち現れているはずである。どうか、ぜひ、われわれとともにその世界を体験していただきたい。
小谷 究(コタニ キワム)
流通経済大学・スポーツ健康科学部・スポーツコミュニケーション学科 助教
同大学バスケットボール部ヘッドコーチ
谷釜 尋徳(タニガマ ヒロノリ)
東洋大学・法学部・法律学科 教授
同大学バスケットボール部女子部ヘッドコーチ
清水 義明(シミズ ヨシアキ)
バスケットボール日本代表 元ヘッドコーチ
日本体育大学名誉教授
目次
[第1章]ベルリンオリンピック以前の日本のバスケットボール
[第2章]ベルリンオリンピックにおける日本のバスケットボール
[第3章]メルボルンオリンピックにおける日本のバスケットボール
[第4章]ローマオリンピックにおける日本のバスケットボール
[第5章]東京オリンピックにおける日本のバスケットボール
[第6章]東京オリンピック以降の日本のバスケットボール