大学の倫理
四六判 288ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003321-3(4-13-003321-2) C100
奥付の初版発行年月:2003年03月
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003321-3(4-13-003321-2) C100
奥付の初版発行年月:2003年03月
内容紹介
大学がいかにあるべきかを大学の立場で主体的に思索し,研究のあるべき姿と規準,教育のあり方,歴史と人類に責任をもちうる大学の位置づけなど,様々な課題とアプローチを包摂する.2002年3月に行なわれた「第2回ミュンヘン大学・東京大学シンポジウム」をもとにまとめる.
目次
はしがき(佐々木毅)
序 大学の倫理と日独の大学(広渡清吾)
I 大学の倫理のために
(蓮實重彦/アンドレアス・ヘルドリヒ/益川敏英)
II グローバル化と大学
(古田元夫/バクティアル・アラム/フランツ・ヴァルデンヴェルガー)
III 大学教育(藤田英典/ヘンドリック・ビールス/クラウス・フォルマー)
IV 科学の倫理
(西尾茂文/北川善太郎/アクセル・シェンツレ/ミヒャエル・フォン・ブリュック)
V 21世紀の大学像
(池端雪浦/広渡清吾/ヴィルヘルム・フォッセンクール)
コメント 制約なき大学の擁護(ペーター・ペルトナー)
結びに代えて 「大学の倫理」の諸側面(山脇直司)