公共哲学
法律から考える公共性
A5判 400ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003432-6(4-13-003432-4) C330
奥付の初版発行年月:2004年08月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003432-6(4-13-003432-4) C330
奥付の初版発行年月:2004年08月
内容紹介
社会の公共空間での討議とそこから生まれる公論が,立法審議に反映し,法律の制定を導く——果たして,その回路は実際に機能しているのか.公共世界を切り開く立法の条件は何か.法世界における公と私,公共性の課題に新しい展望を示す.
目次
はじめに(長谷部恭男)
発題I 法律の世界における公私と公共性(阪本昌成)
発題II 実務的観点からみた立法の公共性(高見勝利)
発題III 知的財産法と公共性(鈴木将文)
総合討論I(コーディネーター:長谷部恭男)
発題IV ブロードバンド時代の放送の位置付け:憲法論的視点から(長谷部恭男)
発題V 家族法と公共性:生殖医療関連立法など最近の立法を中心に(大村敦志)
発題VI 憲法学からみた公共性(石川健治)
総合討論II(コーディネーター:山脇直司)
発題VII 表現の自由、結社の自由と公共(毛利 透)
総合討論III(コーディネーター:金泰昌)
発展協議(コーディネーター:金泰昌)
特論 プリコミットメント論と憲法学(愛敬浩二)
おわりに(金泰昌)