受難の意味 アブラハム・イエス・パウロ
四六判 296ページ
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-010102-8(4-13-010102-1) C301
奥付の初版発行年月:2006年07月
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-010102-8(4-13-010102-1) C301
奥付の初版発行年月:2006年07月
内容紹介
アウシュヴィッツや原理主義に象徴される他者の受難に対して,聖書は何を示すのか.十字架のイエス,アブラハムのイサク犠牲——旧新約の解釈を通して,人間の苦難を捉え直し,罪業や悪を契機とした他者との共生の可能性を探る.執筆者らによる討論を収録.
目次
第1章 苦難を「用いる」——パウロにおける十字架と受難の神学(大貫 隆)
第1章についての討論(宮本・大貫・山本・山脇・岡部)
第2章 アブラハムの受難と他者の地平——漂泊の物語からヘブライ的存在論の共生へ(宮本久雄)
第2章についての討論(宮本・大貫・山本・山脇・岡部)
第3章 十字架はどこに立ったか——無限有限皮膜の間(山本 巍)
第3章についての討論(宮本・大貫・山本・山脇・岡部)
総合討論(宮本・大貫・山本・山脇・岡部)